2017年6月20日

お焼香は何回ですか?

今回は、お焼香の作法について。
葬儀式場で尋ねられる焼香作法(回数)ですが、最初にご親族に一礼をし、続いて故人様(遺影写真)に一礼をします。それから焼香です。焼香の回数や作法は宗派によって違いがありますが、その宗派に合わせた焼香作法でなくても、心を込めて焼香をしていただければ、こだわる必要はないとお伝えしております。
が、参考までに↓

《焼香》
■浄土真宗 本願寺派・・・押しいただかずに1回
■真宗 大谷派   ・・・押しいただかずに2回
■浄土宗      ・・・決まりはない
■真言宗      ・・・3回
■臨済宗      ・・・押しいただかずに1回
■曹洞宗      ・・・1回目は押しいただき、2回目はいただかず
■日蓮宗      ・・・1回または3回

《線香》
■浄土真宗 本願寺派・・・1本の線香を、2つや3つに折り、火をつけた後 線香を寝かせて供えます。
■真宗 大谷派   ・・・1本の線香を、2つや3つに折り、火をつけた後 線香を寝かせて供えます。
■浄土宗      ・・・1本を立てる
■真言宗      ・・・3本を立てる
■臨済宗      ・・・1本を立てる
■曹洞宗      ・・・1本を立てる
■日蓮宗      ・・・1本を立てる(または3本)
※お線香につけた火は必ず手であおいで消す、または線香を振って消しましょう。吹き消してはいけません。