2017年3月16日

大阪市立瓜破斎場の式場でのご葬儀

私、中出が若い頃からご葬儀のお手伝いをさせていただいている地域の方のご葬儀でした。
ひと昔前は、地域の会館でのご葬儀が一般的でしたが、最近は瓜破斎場の式場を利用することが多くなりました。その理由として、「家族だけで見送りたい」や「あまり派手にしたくない」というのが圧倒的です。

瓜破斎場の式場は、敷地内に建てられており西側に大式場、反対側に親族用控え室があります(親族用控え室を、小式場として利用する事もあります)。
大式場は家族葬から一般葬まで幅広く対応可能で、大型駐車場も完備。最寄駅からは遠いのが残念なところです。

家族葬を希望されていたので、30席ほどイスを並べてバランスの良い位置に祭壇を設けました。
お通夜の夜は、家族が交代でろうそくとお線香に火を灯し、故人様のご冥福を祈ってらっしゃいました。
やがて告別式の時刻を迎え、最期のお別れをされご出棺。
火葬炉までは、お柩専用の台車で故人様をお連れします。
炉の前で最後のお経をいただき、最後の焼香。
扉が閉まる瞬間に聞こえた

「父さん、ありがとう」

気持ちがぎっしり詰まったひとことでした。

寒い日が続く中、春が来たかのような暖かさ感じた日のご葬儀でした。